[普通科]小銃班副砲手(陸士)

某普通科連隊の第3中隊(通称「No.中隊」)、中隊内の小銃小隊小銃班に所属する1等陸士(仮定)。彼は「副砲手」として84mm無反動砲(カールグスタフ)の装填操作、弾薬の携行、その他、砲手の射撃援助を行います。また必要に応じて小銃により戦闘します。

 

正面

戦闘装備を身につけた状態の副砲手。

一般に「新迷彩」と呼ばれる戦闘服を着用。84mm無反動砲(カールグスタフ)用の弾薬コンテナ(2発入り)を、提げ手部分を持って携行しています。

頭には88式鉄帽、靴は戦闘靴。装具類も、ほぼ最新のもの(「戦闘装着セット」または「2形装具」と呼ばれるもの)を装着。
小銃は提げ銃(写真上の状態)又は連れ銃(写真右の状態)等のスリング携行します。
左脇にあるOD色の大型の袋は、「防護マスク4形」の携行袋。右肩よりタスキがけにし、ウエストにストラップをまわして固定します。

副砲手の装備は、小銃手を基本としており、通常、それに2発入りの弾薬コンテナを1つ(任務等状況によっては2つ)を手提げまたは背負子等に縛着して携行します。

 

 

背面

腰の弾帯(ピストルベルト)には各種装具が取り付けられています。基本的に小銃手に準じたものになっています。
右腰に付けられているOD色の縦長装具は84mm無反動砲の工具類などを収納する工具袋で、左肩からタスキがけにされ、その上から弾帯をすることで固定します。

 

 

 

 

 

左右側面

左右側面の画像。小銃は連れ銃の状態。右腰には銃剣が取り付けられています。

手袋は迷彩柄の私物品皮手です。

正面の装具取り付け状況

弾帯には右から、
    「弾入れ89式小銃30連(小)」…1本収納用
    「救急品袋 迷彩2形」
    「弾入れ89式小銃30連(小)」
が取りつけられています。

 

 

 

 
背面の装具取り付け状況

弾帯上、左から
    「弾入れ89式小銃30連(大)」…2本収納用
    「水筒」
    「弾入れ89式小銃30連(大)」
    「工具袋」

携帯シャベルを本来携行しますが、任務上不要と判断される場合は携行しない場合もあります。

左側面の装具取り付け状況
匍匐の邪魔にならないよう、左側面の弾帯に装具は付けていません。

 

 

 

 

 

 

 

右側面の装具取り付け状況
弾帯上、左から
    「水筒」
    「弾入れ89式小銃30連(大)」
    「工具袋」
    「銃剣」
    「弾入れ89式小銃30連(小)」
    「救急品袋 迷彩2形」
工具袋は弾帯には取り付けられておらず、ストラップで左肩よりタスキがけにされた後、その上から弾帯をすることで固定されます。ただし工具袋は携行しないことも多い。

 

 

 

 

 

84mm無反動砲の装填操作をする副砲手。発射時の後方爆風を避けるため、砲の後側に入らないように留意する必要があります。

 

 

 

 

 

model: P.E.N.

Special thanks : Seven Knights, Motohutsuka

 

最終更新:2001.9.2

 

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※このページの情報はマスコミ等において公表されたもの、一般に公開状態となったものをまとめたものです。防衛上の機密に関する情報は一切扱っていません。

※89式小銃はキャロット製キット、84mm無反動砲Seven Knights製作のフルスクラッチモデルを使用しています。

※88式鉄帽は複製品、工具袋・銃剣は類似代用品を使用しています。なお銃剣の装着は、サバイバルゲームにおいては危険ですので止めましょう。

※その他使用した装具等は全て一般のミリタリーショップ等で購入したものです。防護マスク4形携行袋の中身は、残念ながら入っていませんm(_ _)m

※階級章・徽章・ネーム等は一部画像処理を施してあります。